九份(ジゥフェン・ジューフン・キュウフン)と言えば、昔は鉱山があって金の採掘で賑わっていた土地です。
台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市(A City of Sadness)』のロケ地となってから、観光地として人気が出て賑わいを取り戻しました。
ジブリのあの映画の舞台の1つではないかと言われている場所でもあります。
その中でも、阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)は日本人に人気で、九份に来たら寄りたいお店です。
実際、日本人のツアー客がとても多く、ガイドさんが「後○分で出発ですよ」という会話も聞こえてきました。
赤い旗には、阿妹茶酒館の隣に「あめおちゃ」と書かれています。
日本人には発音が難しいから覚えやすくするために「あめおちゃ」にしたのでしょうか?
入り口にはこんなお面が飾ってあります。夜は正直ちょっと怖いです(笑)。
入り口でスタッフの方に、「お茶ですか?」と尋ねられたので、
「お茶です。」と答えたら上階のテラス席へ通されました。
日本語も多少通じるところです。
サーブのお姉さんに、「$300(台湾ドル)でお茶セットがあります。温かいのと冷たいのがあります。」とほぼお茶セットで決まりな言いようでした。
個人的にはメニュー表から選びたかったので、「メニューはありますか?」と聞くと、
お茶とお茶請けのメニュー表を出してくれました。
ただし、お湯代が100元でお茶っ葉は別に450〜1000元と書かれていて、お茶請けは80元。
これだけでは中国茶に詳しくない私はどんな茶葉なのか想像できず、
(茶葉はピンキリだし、このお店がどのランクの茶葉を出すのかも調べていなかったし)
2人で頼むとけっこうしそうだったので、結局はお姉さんの推していたお茶セット(ホット)を2人分注文しました。
※元もドルも同じ値段です。100元=$100です。
早速出てきたのはお茶請け。
手前から時計回りに、胡麻菓子、黒糖餅、梅干し(甘いドライフルーツのような梅)、緑豆糕(うぐいす豆のお菓子)の4種類を一人1個ずついただけます。
お姉さんが茶器セットを持ってきて、お茶の淹れ方を説明してくれました。
これを覚えて、2回目の茶葉からは自分たちで淹れて楽しめます。
1回目の茶葉も、お湯を足して3回、4回は飲めます。
残りの茶葉で10回以上はお茶を楽しめる量です。
最初は、お茶の葉の香りを確認します。
細長い器で香りを楽しみ、おちょこのような横長の器でお茶を飲みます。
香りを嗅ぐのは始めの1回でOKです。
夕方に来たので、だんだん日が暮れていく景色を見ながらのお茶はとても優雅でした。
夜になれば、よく観光雑誌で乗っている赤い提灯も目立つようになります。
夜中まで営業しているので、タクシーで帰る方なら長く居てもよいでしょう。
バスで台北市内へ戻る方は、最終バスが21時台で終了なので、乗り遅れないようにしましょう。
(最終バスが混んでいる場合は、バスに乗れないのでご注意ください。)
※バスの時刻表は変更されるので、最新の情報をご確認下さい。
タクシーなら台北市まで$1000-1200、バスなら$100/人です。
タクシーは客引きのおじさんが騒いでいましたが、直接ドライバーさんへの交渉も可能でした。
Shop Name (店名) | 阿妹茶酒館 |
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Address (住所) | 224 台湾 New Taipei City, Ruifang District, 市下巷20號 |
Phone (電話) | +886 2 2496 0833 |
大きな地図で見る | |
Time (営業時間) | 8:30 - 1:00(8:30 - 翌1:00) |
Holiday (定休日) | non(無休) |
Seat (座席) | over100(100席以上) |
Site (ホームページ) | |
WiFi (Wi-Fi) | unavailable(使用不可) |
Power Outlet (電源) | unavailable(使用不可) |
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